道路の開発に伴い、立ち退きせざるを得なくなった
ことから始まった住まいの計画。
役所から当てられた土地は、木曽川へ拓ける計画です。
敷地はどのに立っても木曽川が眺望できる場所。
将来的な風景を描きながら、
部屋のどこにいても川辺を眺められるようにしたい。
そんな想いから南に大きく窓を設けることにしました。
二世帯で暮らす為、各世帯の生活リズムにも配慮し、
完全に分離した二世帯住宅が出来上がりました。
親世帯は平屋暮らし。子世帯は2階建て。
キッチンやお風呂も別々のため
気兼ねなくお互いの生活ができるように設計を配慮し
家の中で行き来できたり、
わずかですがお互い気配が感じられるようにと
土間を通ってお互いが行き来できるようにしました。
木曽川を眺めながら、たゆたうように
それぞれの家族が生活できる住まいが
できあがりました。
岐阜県各務原市
敷地面積 252.00㎡(76.23坪)
延床面積 176.93㎡(53.52坪)
1F 129.24㎡(39.09坪)
2F 47.69㎡(14.43坪)
竣工年月 2013年12月
木造2階建て, 在来軸組み工法 , OMソーラー
薪ストーブ, 二世帯住宅